家を買う年齢は早いほうが良い?
社会人になると周りの人から「早く結婚して自分の家を持つように」「家を持ってこそ一人前の大人だよ」といったことを、言われる場合があります。しかし、結婚は運や出会いやタイミングがありますし、焦って結婚相手を選ぶものではありませんし、では、家に関しては実際のところどうなのでしょうか?家に関しても、急いで購入するべきではないといえます。確かに若いほうが、ローンを組みやすいですしローンの審査にも通りやすい場合がありますが、逆にあまりにも若すぎると審査が通らないという場合もあります。例えば、ローンの審査には就職先と就職年数と収入を記入する必要がありますが、勤続年数が半年、収入もまだ20万円弱、奥さんは専業主婦、貯蓄ゼロといった場合には審査に通らないことがあります。
ですから、家を買う年齢は早ければよいというわけではありません。家を買う年齢は土地や家の種類や大きさによって異なりますが、平均して40歳前後が多いようです。家を買う年齢に制限はありませんが、大型長期ローンを組むことを考えるなら返済が80歳までに完了していなければいけませんので、逆算してよく考えましょう。家を買うのはタイミングなども関係していますので、いつがベストなタイミングなのかをよく考えるとともに、専門家や住宅会社などに相談してから慎重に決定することはとても大切なことといえます。
家が買えないからといって、その人の価値が下がるわけでもありません。