リフォームと建て替えの大きな違いとは?
快適と感じていた家は年月が経つにつれて汚れが目立ってきたり、不便や不自由を感じることもあります。特に高齢になって足腰が弱くなってくると段差の多い日本家屋はかなり住み心地が悪いとも言えます。そんな時に、子どもたちから「この際思い切って建て替えするかもしくはリフォームをしたらどうだろうか?」と提案されることがありますが、リフォームも建て替えも同じように感じますが、どこが違うのでしょうか?大きな違いは、リフォームは既存の部分を残したまま部分的に改修を行うことで、費用は全面リフォームの場合ですと350万円から2500万円ほどが平均のようです。工事規模によっては仮住まいや引越しをする必要が生じますが、小規模ですと住みながら工事が行われます。
一方建て替えは既存住宅を基礎部分から取り壊してそこに、新しく住居を建てることで、費用は1000万円から4000万円とかなりの費用が必要にあります。また、工事の規模も大きいですから工期もかかるうえに仮住まいや引越しをする必要があります。費用はかかりますが、間取りを一から見直して住みやすい間取りや内装にすることができますので、将来的に子供と同居したい、何十年もここに住むというのであれば建て替えがいいかもしれません。耐震や断熱などの加工がしやすいというメリットもありますので、より安全かつ安心な家が完成します。
もし、どちらにするか迷ったなら専門家に相談しましょう。