日本語教育能力検定試験ができた経緯

海外の日本語学校や大学その他の教育機関で日本語教師となって活躍したい場合、あるいは日本国内で留学生などを対象として本格的に日本語を教えたい場合には、いまでは日本語教育能力検定試験を受験して合格証書を手にすることがほとんど不可欠となっています。
もっとも現在でも日本語教師となるための国家資格は存在せず、その代替になるものが民間による日本語教育能力検定試験の資格といってもよいでしょう。
日本語教師の職業はいまでは世間にも認知されるようになってきていますが、かつてはあまり社会的な関心がある分野ではなく、国語教師との違いを聞かれても答えられない人のほうが多かったといえます。

日本語教育能力の検定のサイトが登場しました。

日本語教師はもちろん外国人に対して外国語にあたる日本語を教える役目があるため、同じ日本人が生徒となる国語教師とは本質的に教授方法も教えるべき内容も異なっています。

しかし留学生倍増計画をはじめとして、1980年代ごろからのグローバル化の流れが高まる以前には、資格はおろか方法論もそれほど一般化してはおらず、さまざまな誤解があったことから、日本語教師の能力を客観的に担保するためのしくみとして登場したのが、この日本語教育能力検定試験ということになります。
試験は毎年一回全国各地に設けられた試験場で実施されますが、マークシート方式のほかにもヒアリング試験や記述式の問題などもあるため、それなりに準備をしておかなければなりません。



過去問は冊子化されて販売されていますので、これらを片手に勉強しつつ、合格をめざす必要があります。