転職のタイムスケジュール

日本が右肩上がりの高度経済成長をしていた時代は、給料も年功序列で、年齢を重ねるとともに昇給して、退職まで同じ会社に勤める終身雇用が日本型の雇用の特徴でしたが、安定期に入って成長のペースが鈍化してくると、年功序列の給与体系では企業は生き残ることが難しくなっています。一つの会社に勤めていても給料や待遇の増加ペースが鈍いと、より高く評価してくれる職場に転職することが、手っ取り早く収入を増やす方法になっています。一つの職場で昇給する代わりに、経験を積んで、キャリアアップのための転職を重ねることで、能力や経験と、それに見合う待遇を勝ち取っていく仕組みです。しかし、転職をするときにはタイミングが大切です。

自分にとって都合がいいのは、ボーナスをもらった後や、忙しくなる前ですが、それまで勤めていた会社に、最後に後味の悪い去り方をすると、せっかくそれまで積み上げた信頼を損なってしまいます。将来、またいつか仕事で関わり合いができるかもしれないし、新しい勤務先や、更に新しい会社にいるときに、以前勤めた会社と気まずくて連絡が取れないようでは、新しい職場でも信頼を得ることはできません。それまでの働きの評価として、賞与を辞退してやめるまでは必要ありませんが、後任者への引継ぎなどを済ませて、前の会社にもいい印象を残してやめるように心がけましょう。そのためには、面接先で、いつから来られるか聞かれたときに、”すぐにでも大丈夫”よりも”できるだけ早くしますが、引継ぎのために〇〇カ月は必要”といったほうが、元の職場でも必要な人材であったことがわかります。

いつでも来られる=元の会社から、いついなくなっても大丈夫な人ととられかねないので注意します。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *